With学習塾通信No.5「勉強に集中しやすい時間は?集中力を高めるには?」
「With学習塾通信」では、教育に関する知識を週に一度お届けいたします。
Topics: 勉強に集中しやすい時間は?集中力を高めるには?
「集中しやすい時間帯」はある?
勉強の種類によって、適している時間帯は異なります。実際に はこの通りの時間に勉強するのは難しいところもありますが、 朝・昼・夜のそれぞれの時間帯がどういった学習に適しているか をご紹介します。
朝:思考力・想像力が高まる
起床後3時間は、一日のうちで最も効率よく頭が働く時間だそ うです。まだ脳が疲れていないので、思考力や想像力が必要な学習に向いています。数学や理科の文章問題などは、午前中にやるのがオススメです。起きたばかりでは頭が働かないので、 日の光を浴び、軽くストレッチをしてから勉強を始めましょ う。前日の復習から始めるとよい準備運動になります。
夜:暗記系がオススメ!
朝から様々な情報を処理してきた脳は、夜には疲れてきています。そこでおすすめなのが、思考力をそこまで使わない勉強です。英単語や、理科・社会の用語の暗記などが向いています。 また、寝る直前に覚えたことは記憶に定着しやすいというメリットもあります。でも、睡眠時間を削るのはNGですよ!
昼:眠気を乗り切れば気力MAX
昼食後に眠たくなってしまう場合は、15~20分程度の仮眠を取ってみましょう。眠気を乗り切れば、午後は一日で最も気力が充実する時間帯です。難しい問題や、苦手教科に取り組むのに適しています。英語や国語の文章題などにも良いかもしれま せん。また、夕食前の空腹時も、実は勉強に適したタイミング です。空腹状態になることで脳が活性化し、注意力や記憶力が 高まりやすいという研究があります。
集中して勉強する方法
時間帯とは別に、集中力を上げるテクニックをご紹介します。 魔法のような方法はありませんが、これらを組み合わせて自分 のやりやすいスタイルを確立しましょう!
制限時間を設けて解く
「このページを10分間で解ききる!」など、自分で制限時間を決めてから、問題を解きます。キッチンタイマーなどでカウントダウンをするとさらにGood!適度なプレッシャーが生まれるので、漫然と勉強するより集中できます。
ポモドーロ・テクニックを使う
「25分間勉強して5分休む」を1セットとして、 4セットやったら長めの休憩をとる、というサイクルで勉強してみましょう。こまめに休憩することで、長時間勉強しても疲れにくいというメリットがあります。そのときの気分で勉強時間や休憩時間を延長しないことが重要です。
場所を変える
脳には「同じことを続けると疲れがたまる」という性質があります。同じ場所で長時間勉強し 続けていると、知らず知らずのうちに脳が疲れ ている、なんてことも。そんなときは、場所を変えて勉強してみましょう。家の中で移動するだけでも、いいリフレッシュになりますよ!
環境を整える
集中を妨げるものを減らすことも大切です。勉強するとき、目につくところにスマホや漫画など置いていませんか?勉強に集中したいときは、誘惑になるものは視界に入らないところに置きましょう。通知音もオフにしておくのが望ましいです。
With学習塾はこう考えます
脳の特性をうまく使って勉強しよう!
人間の脳は、長時間集中し続けられるようにはできていないそうです。「長時間集中し続けよう!」と頑張るよりも、「こまめに集中し直すこと」を目指しましょう!それでも集中しづらいときは、睡眠が足りていなかったり、体調が万全でない可能 性もあります。勉強でいいパフォーマンスを発揮しようと思ったら、一流のアスリートが健康に気を遣うように、自分のコンディションにも敏感になってみてください。睡眠時間は1日7時間確保するのが望ましいとされています。
悩みや不安、「どうやって勉強したらいい?」という迷いがあるときも、勉強に集中しづらくなります。そんなときはぜひWith学習塾にご相談ください。「こうやってみよう」という段取りや方針を、生徒さんとお話ししながら作成いたします。
いかがでしたか?With学習塾通信は毎週月曜日にアップロード予定です。次回もお楽しみに!
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